楊名時太極拳は1960年に楊名時師家によって創始され、1967年日本武道館で太極拳教室が始まりました。
1974年5月東京朝日カルチャーセンター教室を開始、その後、師家自らのご指導で日本各地に展開されました。
 
　愛知県支部としての芽生えは、1974年7月、名古屋の朝日文化センター（現・朝日カルチャーセンター）において、楊名時太極拳講座が開設されたことに始まります。講座開設から5年間、毎週、師家が東京から指導にこられ、東京と名古屋の二つの教室が太い幹となりました。師家の教えを受けた指導者がまた新しい指導者を育て、楊名時太極拳の普及発展に努めその枝葉を広げています。その間、1980年3月には故高橋喜代次先生を会長に「楊名時太極拳奥伝会」を結成。1982年1月には「楊名時八段錦・太極拳友好会名古屋支部」が設立され、故井倉善弥先生が初代支部長に就任されました。
　全国としては、1975年に「楊名時八段錦・太極拳友好会」が組織され、愛知県支部もこの一翼を担い、楊名時師家の素晴らしい理念と、健康ブームにも乗って、大きく発展いたしました。
　その後、1999年本部のNPO法人化に伴い2002年「日本健康太極拳協会愛知県支部」と改称が行われました。
　2022年「楊名時八段錦・太極拳愛知県支部」と改称いたしました。これは、NPO法人日本健康太極拳協会を本部として、各都道府県支部は協会本部を中心としたグループ団体として一体となり、楊名時八段錦・太極拳　普及発展・活動の更なる推進のために行われた改称です。
 
　毎年、交流会､講習会、研修会など、活発な活動を続け、2022年現在愛知県下を中心に約650教室、約4400名の会員を擁する支部に成長しました。
　現在、定期的な支部行事は、総会、夏季研修会、理事長講習会、秋季交流会、師範研修会、その他記念行事があり、会報「鶴の舞」の発行・ホームページでの情報発信など多岐に亘っています。
　支部の組織形態は代議員制をとっており、支部登録指導者及び規定を満たした助手の方を、代議員として登録、総会へ参加していただき支部の運営を行っています。
　支部会員は教室単位での加入をお願いしています。